Activity

活動内容の変遷
- 【2011年】避難所への情報KIOSK設置(PC、通信環境、プリンター等)
- 【2011年~現在】利用方法のガイダンス、PC操作の補助 個別の操作説明
- 【2011年】被災者の方への「情報サービス」の提供 被災者の方が知りたい情報を伺い(傾聴)必要に応じて「調べもの」を代行する
- 【2011年】その他避難所運営のサポート(配膳や物資の仕分け、掲示板の整理など)
- 【2011年~現在】被災者の方のニーズ情報の収集と、報告書の作成
- 【2011年~現在】住民とのふれあいを通しての精神面でのサポート、ニーズの掘り起こし
- 【2012年~現在】映像や音楽による娯楽プログラムの実施 各種動画コンテンツをPC上で提供
- 【2012年~現在】地域再生ビジネスのITによる支援
操作講習会の実施
行政情報や生活支援情報等を印刷し、避難所の掲示板への貼りだしや配布を行う
プロジェクターを使っての映画上映会の開催

活動実績
- 岩手県釜石市(2011年) 釜石高校,釜石市民体育館
- 岩手県上閉伊郡大槌町(2011年) 大槌高校,寺野弓道場,臼澤伝承館,金沢小学校,
- 岩手県陸前高田市(2012年~現在) 長洞元気村
- 岩手県大船渡市(2012年~現在) 大立仮設住宅
山岸地域生活改善センター,大念寺,大ヵ口多目的集会場,蕨打直集会場,安渡寺

過去参加者の感想
- 学部4年男性
- 修士1年女性
今までTwitterなどのネットやテレビなどの情報からでしか、被災地や避難所の状態を知ることができなかった.今回情報ボランティアを通して目にして感じたものは、巷で流れている情報の確認などという生易しいものではなかった.未だにあの被災地、津波の被害による風景を信じることはできない.あの光景を見た時は自分にできることなど、何も無いのではと感じた. 2日間を通して強く思ったことは、信頼関係を築くことの大切さと難しさだ.このボランティアに参加するまでは、自分の知識を生かせればいい、与えることが大切だ、などと言葉で否定していても無意識に思っていた. しかし、そのようなことより、被災地の方としっかりとコミュニケーションをして、信頼関係を築くことがなによりも大切で、自分の特色などは+αでしかないと感じた. 被災地の方たちは力強く、そして優しかった.逆に自分が励まされた.貢献できたことよりも、学ばせて頂いたことのほうが多く、今回のボランティアに参加させていただいことを深く感謝している. 今後も時間がある限り復興支援に携わっていき、今回得た経験を今後に活かしたいと思っている.
今回参加したのは、ボランティアというより、実際に被災地を自分の目で見て、きちんと記憶に残しておきたい、という気持ちが大きかった. 最初に被災地の様子を見に行った時、そこまで衝撃は受けなかったけれど、実際に人がいた印や、「またここで病院を再開します!」というメッセージを読むと、胸にこみ上げてくるものがあった. 実際に避難所に入ってみると、被災地の方は前向きに、普段通りに明るく生活していた.でもそう見えるからと言って、その後の大槌の復興が必ずしも明るいものではない、というのも感じた. これから、再建するのに3年以上はかかるだろうし、また住みたいという人がいるのか、という問題もある.現在、避難所では援助がかなり行き届いているけれど、避難所から出た後のことを考えると、まだまだ向き合わなければならない問題が数多くあると思った.