おしらせ

シンポジウム「利用しやすい就労支援に向けて多様な地域連携と地域づくりの進め方」

「働く意欲や力は、現場・働くことから育つ」と言います。 高齢や子育て、障害福祉などの相談の場でも、本人や家族が抱える仕事と働き方のことがよく話題になります。どう励まそうか?就労相談をどう案内しようか? 一方、就労で悩んでいる人を応援するという協力事業所も増えています。それぞれの悩みや思いをどうつなげばいいのだろうか?当事業は、そんな悩みや思い(ニーズ)をワークショップで見える化し、つなげる仕組みづくりを全国6地域で進めました。就労支援の強化や参加支援、地域の連携づくりに関心ある皆さん必見のプログラムです。

生活困窮者自立支援の取組みをはじめ、就労支援に関係する皆さん、福祉や保健、医療、労働、教育、コミュニティなどの分野で対人支援に関わる皆さんとワークショップを通じて、意見交換と交流を重ねました。シンポジウムでは、その成果を紹介するとともに、今後期待されている就労支援の強化について、進め方や課題について議論を深めたいと思います。

「予防的な」就労支援は、どのように進めればよい?
生活困窮者自立支援制度が登場し、就労準備支援や就労訓練などの支援策が推奨されました。そのねらいは、求職準備段階の相談者が「働く場を利用して」自己理解や準備性を高める機会を提供することと、就業者の事情に配慮した働き方や職場環境整備を探ろう、整えようというものでした。これらは離職等のリスクへの予防的な取り組みです。支援機関のみならず企業との連携や協力も欠かせません。また、体験や支援付き短期就労の受け入れ先となる「働く場」の特徴についての情報をうまく活用できるように工夫する必要があります。こうした予防的な支援策の強化は、何からはじめればいいのでしょうか?

就労相談って? 案内してもいいのだろうか・・・
窓口で「〇〇の仕事を探している・・・」とストレートに訴える人もいれば、介護や子育て支援の手続き中に「(家族の)〇〇がまた仕事を変わって辛そうで・・・」とつぶやく人も。家庭訪問で出会う「うちの孫はおとなしいからか、仕事がきまらなくて・・・」と心配そうな声・・・。相談支援に従事する皆さんがワークショップをすると、支援ニーズを抱えた人の姿がわかります。同時に、こんな悩みや心配にどう応えてあげればいいのだろう?就労相談を案内すれば、こんな心配事に対する解決策はあるのだろうか?相談は受けてもらえるのだろうか?と意見交換は盛り上がります。心配事や不安の何気ないつぶやきをとらえて、就労相談を案内するには、対話をどう続ければいいのだろう・・・? 福祉などの一次相談との連携が改めて問われそうです。

教育や労働分野、人口対策との連携も・・・!
高校生や大学生などの求職準備を応援する学校関係者も、安心してチャレンジできる事前の体験やバイトなどを提供できたら、と話します。労働施策の利用者を増やすには事前の支援も欠かせないようです。ワークショップで意見交換と交流が広がると、連携のヒントもわいてきます。人手不足で悩む地域産業も、人口対策も、「見えない」求職準備層にいかに情報を届けるかがカギとなりそうです。これらの連携は今後の課題です。

効果的な支援活動と「多様な連携のインフラ」
就労支援は、福祉などの一次相談から就労相談、就労準備支援や就労訓練、無料職業紹介、定着支援や転職支援など、一連の活動に広がっています。そしてそれを支えるインフラは多様な機関間の連携や協力、契約等で成り立っています。これを整備するには、目標とそれに向けたわかりやすい戦略を共有し、進捗評価をしながら進めることが有効です。今回のシンポジウムでは、ワークショップの成果をロジックモデルの手法で整理した戦略(イメージ)について報告します。併せて、活動の改善やインフラ整備の状況をわかりやすく評価するために、「プログラム評価」という考え方と手法を紹介します。

 

<日時>
2022年3月28日(月)13:30-16:00
<会場>
オンライン(ZOOM)
<参加費>
無料

<プログラム>
※一部変更の可能性がありますのでご了承ください。
※敬称略
13:30 あいさつ 池田徹氏 ユニバーサル志縁センター代表理事
13:40 講演 30分
「地域連携による就労支援の展開 ~誰もが役割を持てる社会を目指して~」
米沢秀典氏 厚生労働省社会・援護局地域福祉課 生活困窮者自立支援室長補佐
14:10 報告
1 当事業の説明と各地域の注目ポイント
西岡正次氏 A’ワーク創造館 副館長・就労支援室長   20分
2 大分県竹田市での取り組み
矢野茂生氏 おおいた子ども支援ネット 専務理事・事務局長 15分
3 長野県東御市での取り組み
佐藤もも子氏 東御市社会福祉協議会 まいさぽ東御 主任相談支援員 15分
(休憩) 15分
15:20
4 取り組みの成果と展望
西岡正次氏  A‘ワーク創造館副館長 10分
Q&A 10分
15:40 講演
「事業の強化のための評価ガイドライン活用の意義」
新藤健太氏(群馬医療福祉大学 社会福祉学部講師) 15分
閉会あいさつ ユニバーサル志縁センター 5分
16:00 閉会
<対象>
一般、就労支援をしている、またはこれから行う事業者、行政関係者

【お問合せ】
公益社団法人ユニバーサル志縁センター
〒105-0004 東京都港区新橋4-24-10 アソルティ新橋ビル5階
TEL 03-6450-1820 FAX 03-6450-1821

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