おしらせ

シンポジウム「生産現場を変える就労支援 就労準備支援」を開催しました。

11月7日土曜日・8日日曜日に福岡大学にて行われました「第2回生活困窮者自立支援全国研究交流大会」-ともにつながり、新法を活かした地域づくりへ!-(主催は一般社団法人生活困窮者自立支援全国ネットワーク・第2回生活困窮者自立支援全国研究交流大会実行委員会)の2日目、第3分科会「生産現場を変える就労支援 就労準備支援」を開催いたしました。※
生活困窮者自立支援法の施行後、さまざまな地域で新しい取り組みが始まっている中でどのように実践するべきなのか、今回はA’ワーク創造館の就労支援室長、西岡正次さんをお迎えし、4名のパネラーの皆様と、更に、労働政策研究・研修機構の山崎憲さんを助言者にお迎えしてパネルディスカッションを開催いたしました。
西岡さんからは「『就労支援』をめぐる混乱と背景」について、元々、市町村には雇用や労働に関する公共政策がなく、自治体の労働部門への信頼は低いことなどの説明がありました。それについて、横浜市の事例「中区仕事チャレンジ講座」等の紹介があり、今後の就労準備支援事業についてどのような展開があるかの議論等がありました。
参加者の皆さんからは「企業のとりくみ、志をきけて感動したし、とってもよかった」「企業側の受け止め方を理解することができました」などの声がありましたが、その反対に「もう少し掘り下げて聞きたい部分があった」「就労訓練の話が中心で、準備支援の内容がもの足りなかった」などの意見もあり今後の開催に活かせればと思います。
全体の参加者約1500人以上の内、第3分科会へは130余名の参加でした。ありがとうございました。
※平成27年度厚生労働省社会福祉推進事業「生活困窮者自立支援法における就労準備支援事業評価ガイドライン作成事業」

 

左上から西岡正次さん(A’ワーク創造館)福田久美子さん(美交工業)宍戸義勝さん(i.D.S.)萩原義文さん(就労継続支援A型事業所協議会)片岡宏明さん(グリーンコープ共同体)山崎憲さん(労働政策研究・研修機構)

「生産現場を変える就労支援 就労準備支援」案内チラシ

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