おしらせ

【全国展開へ】第6回若者おうえん基金クラウドファンディングの募集を開始しました

若者おうえん基金助成の活動も、第5回の助成先に助成を行い、助成総額が1億1433万7790円となりました。
助成事業が5周年を迎えたタイミングで、1億円突破という大台に乗ることができたこと。これもひとえに皆様のご協力のおかげです。
改めまして、温かいご支援に厚く御礼申し上げます。

今年も、基金造成のためのクラウドファンディングを開始いたします。
今年は、これまで首都圏に限られていた私たちの支援活動の範囲を、九州地域(沖縄を含む)、広島・岡山地域、山陰地域の全国3エリアに拡大します。

以下の3団体と連携し、新たに3地域で助成事業を実施します。
助成のための基金造成に充てるため、1,000万円を目標に合同クラウドファンディングを実施いたします。

1.特定非営利活動法人どりぃむスイッチ(広島・岡山地域)
広島県福山市で、社会参加に困難をかかえる子ども若者とその家族の支援をしています。
地域若者サポートステーション・アフターケア事業所・自立援助ホーム、若者の総合相談・居場所作りなど様々な角度から若者支援に取り組んでいます。
若者とそのご家族が主体的に幸せに生きていくことに貢献するため、専門性をもって関わり、社会へのかけ橋となり、すべての若者が主体的に生きていける社会を目指しています。
2.労働者協同組合 ワーカーズコープ・センター事業団(山陰地域)
当団体は、働く人が皆で出資し、民主的に運営し、ともに働くことで地域の課題を解決していくことを目的としています。
社会的に困難を抱える人たちの多様な就労機会の創出や、地域住民とともに地域ニーズにかなう仕事おこしを行っています。
山陰地域では、地域若者サポートステーションをはじめとする若者支援や子育て支援、障がい児者支援などに取り組んでいます。
3.特定非営利活動法人おおいた子ども支援ネット(九州地域)
「九州若者サポートネットワーク」は特定非営利活動法人おおいた子ども支援ネット(大分県)と社会福祉法人グリーンコープ(福岡県)との協働によって創設しました。
「共生の理念」を大切にしながら、九州地域のケアリーバーや生きづらさや困難を抱えるこども若者をサポートするみなさまと、支えあい・育ちあいを大切にしていきます。

・「第6回若者おうえん基金クラウドファンディング」
https://readyfor.jp/projects/wakasapo

■キャンペーンの一環として『REALVOICE』の上映会を各地で開催します。

社会的養護を受けている子どもやケアリーバーの人たちのなかには、児童虐待を受けた経験をもつ人たちも多くいます。

虐待を受けた経験は、その後も精神面などに大きなダメージを残しますが、当事者の抱える生きづらさを実感をもってイメージすることは、なかなか難しいかもしれません。

そんな見えづらい虐待を受けた経験をもつ人たちのリアルな姿を綴ったドキュメンタリー映画があります。
自身も児童養護施設で育った映画監督・山本昌子さんが2022年末に完成させた『REALVOICE』です。

北海道から沖縄まで、総勢40名を越える虐待を受けた経験をもつ若者たちの生々しいリアルな声をとらえたこの作品には、ケアリーバーの若者たちも登場します。
YouTubeで無料公開されているので、ケアリーバーの子ども・若者たちの生きづらさを感じるためにも、ご覧になってみてはいかがでしょう?

この度、若者おうえん基金として、映画『REALVOICE』と連携して、各地で上映&トークイベントを開催します。
最新の上映スケジュールは以下よりご確認ください。
https://readyfor.jp/projects/wakasapo/announcements/283761

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