【助成金公募】親に頼れない若者の独り立ちサポート:10の要素を活用した伴走支援と地域連携(休眠預金活用_通常枠)の実行団体公募
休眠預金等活用法に基づく資金分配団体として公益社団法人 ユニバーサル志縁センターが採択され、「親に頼れない若者の独り立ちサポート:10の要素を活用した伴走支援と地域連携」を実施する運びとなりましたので、実行団体の公募についてご案内いたします。
助成対象事業の概要
生活困窮や社会的孤立など社会生活に困難を抱え、親から経済的支援・ケアを受けられない若者(社会的養護ケアリーバーや子ども期に虐待等の逆境体験がある若者)に伴走支援を行うとともに、地域の関係機関やサポーターとの連携強化を図る取り組みに助成を行います。
【当事業が目指す若者の姿】
ケアリーバー等の若者たちが寄り添い型の伴走支援を受けることで、
• 深刻な経済的困窮、住居喪失などの危機的な状況から抜け出すことができること
• 支援者からの支えを感じながら自分の生命、生活を前向きに考え、次の一歩を選択できるようになること
• そして、就労や制度利用により独り立ちできるようになること
を目指します。
【当事業が目指す若者を取り巻く環境】
1.実行団体が地域の関係機関や協力企業と連携して当該地域にて「親に頼れない若者の独り立ちサポートの10要素」を充実した形で実施できるようになり、若者が寄り添い型の支援を受けて独り立ちチャレンジをしやすくなる。
2.「親に頼れない若者の独り立ちサポートの10要素」モデルが国の若者支援施策の改善に活用され、若者が寄り添い型の支援を受けて独り立ちチャレンジをしやすくなる。
*「親に頼れない若者の独り立ちサポートの10要素」とは
2022~2024年度に実施した親に頼れない若者の独り立ちサポート事業の分析から導き出された事業を構成する要素です。
1団体ですべてを網羅する必要はなく、地域連携を通してニーズに対応できるようにし、若者がチャレンジしやすい環境を地域に創り出すことを目指すフレームワークです。
(1)相談・伴走支援 (2)関係性資本の形成(関係づくり)
(3)住まい支援 (4)居場所支援
(5)アクセス保障 (6)物品支援
(7)エンパワメント (8)就労支援
(9)人材育成・支援体制整備 (10)社会啓発
次の4点すべてに当てはまることが申請の要件となります。
①親に頼ることができない若者への寄り添い型の支援実績があり、「親に頼れない若者の独り立ちサポートの10要素」の枠組みを活用して、創意工夫により若者が必要としている支援を行う団体
②地域の関係機関の意見交換会を手始めに、地元の自治体における若者支援の充実に意欲がある団体
③事前評価、中間評価、事後評価を通して申請事業の価値の見える化に取り組む意欲がある団体(評価にあたってはユニバーサル志縁センターや専門家のサポートを得ることができます。)
④就職自立のずっと手前の到達目標(アウトカム指標)の検討をはじめとする「10要素」のモデル化に協力できる団体
※ユニバーサル志縁センターが資金分配団体として実施してきた休眠預金活用助成事業(緊急枠・コロナ枠)の実行団体に過去3回以上採択された団体は対象外とします。
助成する活動の例
• 若者たちの困り感に一緒に向き合い生きる意欲を創意工夫でサポートする取り組み
• 若者たちとつながり、つながり続けるための取り組み
• 公的制度や医療などの利用をサポートする支援
• 若者が働くことを伴走型で支える取り組み
• 若年妊婦・若年夫婦・シングルマザーの子育て支援・親育て
• 当該地域で若者を応援する関係者を増やし、若者応援コミュニティを形成する取り組み
• 支援の質向上のための支援員向け研修
• 市民や企業にむけた理解促進、関わる機会づくり
• 地域の関係団体・自治体などとの連携の仕組みづくり
• ニーズの明確化や政策提言の取り組み
など
事業対象地域
日本国内・全国
助成団体数
4団体
助成金額
助成総額:約6,600万円/3年間
1団体あたり助成額:1,650万円/3年間
(年度ごとのイメージ:1年目600万円、2年目550万円、3年目500万円)
*事業費の2割の自己資金の獲得が必要です。ただし、1~2年目については財務状況や緊急性がある場合にのみ特例的にその理由を明示していただき、自己負担分を減じることについてご相談いただけます。
*別途、評価関連経費(24万円/3年間)が助成されます。
実行団体の事業期間
2026年4月~2029年2月
公募・審査スケジュール
公募期間:2025年12月12日(金)~2026年2月6日(金)正午
公募締め切り:2026年2月6日(金)正午
1次審査(審査会議による書類審査):2026年2月中旬
2次審査(審査会議による面接審査):2026年2月下旬~3月初旬
(採択前に資金分配団体が現場を訪問し、事業実施体制などを確認させていただくことがございます。)
採択団体の決定:2026年3月中旬
契約締結、助成金支払い、実行団体の公表:2026年4月以降
公募説明・研修会、個別相談会
■公募説明・研修会
申請する団体は必ず公募説明・研修会(どちらか1回)にご参加ください。
【日時】
1回目:2025年12月12日(金)13:00~14:30
2回目:2026年1月7日(水)13:00~14:30
【場所】
オンライン(Zoom)
【主な内容】
・助成事業についての説明
・研修1 若者伴走支援を地域のサポーターとともに
・研修2 若者支援に必要な10要素のワークシートを活用した自団体の事業分析と地域連携の検討
・研修3 目標の明確化
・JANPIAからの説明
【お申込み】
公募説明・研修会参加申込フォームからお申込みください。
【資料】
■申請前個別相談の推奨
申請する団体には「個別相談」への参加を推奨しています。
ご希望の団体は申込フォームよりお申し込みください。個別相談は12月12日の公募説明・研修会以降とさせていただきます。
※上記の公募概要説明スライド資料をご覧になってからお申込みください。
公募要領・申請書類
【公募要領】
公募要領_通常枠25_親に頼れない若者の独り立ちサポート_2
【資金計画作成のための積算の手引きなど】
こちらからダウンロードしてください。
【応募方法】
期限までに応募フォームから申請書類をご提出ください。
フォームで応募書類添付が難しい場合は、フォームにその旨を記載し、下記のメールアドレスにファイルをお送りいただくことも可能です。その場合でも、上記応募フォームでの登録は必須です。
申請用メールアドレス: kyumin@u-shien.jp
【申請書類】
申請書類フォーマット(様式1~10)は申請フォーマットフォルダからダウンロードしてください。
※PDF化の際、文字切れが発生するケースが多いため、提出前によくご確認ください。
※申請書類のファイル名は、それぞれ団体名を付けてご提出ください。
<申請事業ごとに提出する書類>
・(様式1) 助成申請書(PDFで提出)
・(様式2) 事業計画書(PDFで提出)
・(様式3) 資金計画書(Excelで提出)
・(様式4) 「10要素」ワークシート
・その他(計画の別添等)(PDFで提出)
・(様式9)自己資金に関する申請(PDFで提出)
<団体ごとに提出する書類>
・(様式5) 団体情報(PDFで提出)
・(様式6) 役員名簿(Excelで提出)
・(様式7) ガバナンス・コンプライアンス体制現況確認書(PDFで提出)
・(様式8) 支援事例報告書、組織基盤強化・環境整備に関するニーズ聴取書(PDFで提出)
・定款
・登記事項証明書(全部事項証明書)
・事業報告書(過去3年分)
・貸借対照表(過去3年分)
・損益計算書(活動計算書、正味財産増減計算書、収支計算書等)(過去3年分)
・監事及び会計監査人による監査報告書(過去3年分)
<コンソーシアムで申請する団体向けの書類フォルダーはこちら>
・(様式10) コンソーシアムに関する誓約書(幹事団体がとりまとめ、PDFで提出)
審査基準
・伴走性(寄り添い)
・開放型支援
・連携と対話
・ガバナンス・コンプライアンス
・事業の妥当性
・実行可能性
・継続性
・先駆性(革新性)
・波及効果
※審査にあたって特に「伴走性(寄り添い)」「開放型支援」「連携と対話」を重視します。
関連情報
※一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)「2025年度通常枠〈第1回〉の公募結果(採択団体一覧)」
※休眠預金等活用法などの詳細については、内閣府のホームページをご覧ください。
※ユニバーサル志縁センターのこれまでの休眠預金活用助成事業公募情報一覧はこちらをご確認ください。
お問い合わせ
公益社団法人 ユニバーサル志縁センター
info[a]u-shien.jp([a]を@に変えて送信して下さい)



