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若者支援紹介冊子『未来への扉 – 若者に寄り添うNPOのチャレンジ』のご案内

若者支援紹介冊子

『未来への扉 – 若者に寄り添うNPOのチャレンジ』

 

親からの暴力やネグレクト(育児放棄)といった子ども虐待、経済的困窮がからむ養育困難が社会課題になっています。家庭で適切な養育を受けることができず、施設や里親等のもとで社会的養護を受けて育った若者たちや、社会的養護で保護されずに困難な生育環境で暮らしてきた若者たちは、独り立ちしようとするときにさまざまな不利や困難にぶつかりますが、そのことは、あまり知られていないのではないでしょうか。

学ぶ、働く、住まいを決める、医療・福祉サービスを使うといった場面でも不利な状況に置かれがちな若者たちの相談にのり、必要に応じて寄り添い型のサポートをしたり、緊急シェルターや生活を立て直すための中期的な居住支援をしたり、日常からちょうどよい距離で応援するといった形で若者たちを支援する社会の仕組みが必要とされています。

また、進学や就職のもっと手前で、「生きていて良いんだ」「よし、生きてみよう」と本人が思えるようになるような人との出会い、関わりがまずは大事だということがわかってきています。

若者支援の意義と必要性について多くの方に知っていただき、支援の輪が広がり、社会の仕組みとして充実させていけるよう、若者支援の中間支援を担う公益社団法人ユニバーサル志縁センターがこのブックレットを作成しました。紹介するのは、公益社団法人ユニバーサル志縁センターが 2021 年度と 2022 年度末に休眠預金活用助成事業にて採択し、若者支援団体が翌年度に実施した取り組みです。また、どんな人が若者支援に携わっているのか、支援者の思い、支援者が捉えている取り組みの意義を伝えられるよう、支援者にインタヴューした内容も紹介します。

2024 年 3 月
公益社団法人ユニバーサル志縁センター

 

本書の構成について

このブックレットは「はじめに」に続く 4 部構成になっており、5 つの pdf ファイルに分けて発行します。

はじめに (674KB)

1. 若者たちの不利・困難
2. 社会的養護アフターケア緊急助成事業について
3. 若者支援団体一覧

第 1 部 居場所を拠点にした伴走支援 (3.6MB)

NPO 法人 CAN
NPO 法人チャイルドラインみやぎ
NPO 法人どりぃむスイッチ
NPO 法人日向ぼっこ

第 2 部 シェルターを拠点にした伴走支援 (5.1MB)

認定 NPO 法人 こどもの里
NPO 法人とりで
NPO 法人サンカクシャ
一般社団法人アマヤドリ
NPO 法人スマイルリング
NPO 法人アトピッ子地球の子ネットワーク

第 3 部 「働く」を軸にした伴走支援 (3.1MB)

一般社団法人 SHOEHORN
一般社団法人コンパスナビ
NPO 法人陽和

第 4 部 支援ネットワーク形成による伴走支援 (4.2MB)

NPO 法人 e ワーク愛媛
NPO 法人おおいた子ども支援ネット
認定 NPO 法人育て上げネット
特例認定 NPO 法人子ども支援センターつなっぐ

 

 

*この冊子は、休眠預金活用助成緊急枠 2021 年度・2022 年度採択事業の報告書として制作しました。
「社会的養護アフターケア新型コロナ支援助成」(2021)
「社会的養護アフターケア緊急支援助成」(2022)

 

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